屋根は雨風や紫外線から家を守っていますが、経年と共に屋根材の劣化や雨漏りなどが出るようになってきます。
雨漏りの場合でも、部分的な補修で済む場合もありますが、屋根全体をふき替えなければならない位、傷みが激しい場合もあります。
こまめなメンテナンスや屋根のリフォームは結果として家の寿命を延ばすことにもなります。
経年の劣化による雨漏りや、台風などの災害で屋根は傷みます
屋根の修理やリフォームは専門が安心
新聞の折り込み広告やチラシなどで、住宅のリフォームに関するものをよく見かけます。
屋根のリフォームもその中に含まれています。
そのようなリフォーム会社が屋根のリフォームを受注した場合、実際に屋根の工事をするのは、私ども屋根の専門業者(建築板金や瓦職人)の場合がほとんどなのです。
リフォーム会社は仕事を受けると、建築板金職人や瓦屋根職人に仕事を発注するのです。
リフォーム会社は基本的に仕事を受けるだけです。
実際の作業は外部の職人に依頼しています。
県外の職人が工事に来る場合も多いです。
工事後にトラブルがあった場合も、リフォーム会社を通さなくてならないので時間がかかります。
やはり、地域に密着し、すぐに連絡が付く業者の方が安心ではないかと思います。
屋根の修理やリフォームは大きく分けて、次の3種類です
屋根のカバー工法・・・・修理費用を押さえることが出来ます
屋根のカバー工法とは、現在の屋根の上に新しく屋根を取り付ける工事です。
老朽化した屋根材が重たくない場合やアスベスト(石綿)などの有害物質を含んだ屋根材などの場合は経済的で有効な工法といえます。
アスベストを含んだ屋根材の撤去費用は割高になりますので、上から屋根をかぶせる方が、アスベストの飛散も押さえることが出来る為にカバー工法が適しています。
費用が一番かからないのがカバー工法です。
屋根の葺き替え(ふきかえ)・・・・費用はかかりますが一番安心です
屋根の葺き替えとは、文字通り屋根を新しく作り替える工事です。
費用と工期が一番かかりますが、工事後の安心感も一番と思います。
今までの屋根材をとりはずし、ルーフィング(防水紙)や野地板も新しくします。
瓦などの重い屋根材から、軽い金属屋根に交換するお宅も増えています。
地震や台風などの自然災害にも金属屋根は割れて飛散しないなどと、2次災害も押さえられるのでとても有効です。
それほど重たくない屋根材や、建物本体が頑丈な場合はカバー工法も経済的なので、ケースバイケースという事になると思います。
屋根の塗り替え・・・・低価格で修理できます
塗装の塗り直しで対応出来るものは、塗り直しで済みます。
費用も一番安く済みます。
(屋根の塗り替えは塗装会社の仕事になります)
葺き替えが一番安心です
古くなった屋根材は葺き替えをするのが一番安心できると思います。
ですが、予算の関係や家自体が頑丈な場合はカバー工法を選択することもあると思います。
家自体が老朽化している場合にはカバー工法は良い選択ではないと思います。
重量が増し、家に負担がかかるため、地震や災害などに弱くなります。
建物の状態を精査したうえで、最善な工事方法を提案させていただきます。