しまんと市で老朽化して雨漏りなどしていたお宮の瓦を撤去して、新しくガルバリウム鋼鈑製ヨコブキに屋根がえする作業に取りかかりました。
地元近辺の大工さんが元請けで,やね瓦を撤去、下地を修繕工事していただいたあとにミウラルーフがヨコブキの施工をする準備に取りかかりました。
まずは本殿の主屋根の後ろ側の下段にある切りずまのヨコブキから施工しました。
長い所で4.2mで短いヨコブキが2.5mで片側の流れが4.5mが両側にある切りずまの屋根です。
このぐらいの長さのヨコブキなら材料の荷揚げも比較的容易だし、この屋根のカベについた部分のシトミを大工さんがはやめにしまいたいとのことでした。
うら側の下段のヨコブキが完了したらムネの部分はかりじまいにしておいて、本じまいのムネはまた後日加工して持ってくる予定にしています。
そのあとには本殿のヨコブキの準備に取りかりました。
最初の一枚目のヨコブキを引っかけるためのカラクサから取り付けましたが老朽化が進み、下地を大工さんができる限り修繕してくれているにもかかわらず上下へのゆがみがだいぶありました。それを広めのカラクサでできるかぎり補正しています。
だいたいの準備がととのったら本殿のヨコブキの荷揚げ作業にかかります。屋根の高さも高くヨコブキも長くて量も多いのでレッカーさんにお願いしていましたが、庭先まで車が入れる道がありますがだいぶせまい所があり坂道がくずれそうな場所もあるので、この現場は手作業での荷揚げになりそうです。