四万十市で新築平屋だての切りづま屋根にガルバリウム鋼鈑製ヨコブキをせこうしました。
まずはじめに下地の断熱材の全面にしかれたアスファルトルーフィングを、屋根からでている箇所だけ下地の木材のきわでカットしていきます。
ヨコブキを屋根の構造体のタルキに釘どめするために位置を探っています。そのあとでルーフィングアスファルトのうえに墨ツボで線をひきます。
つぎに屋根の外周の木材に本体のヨコブキを引っかけてスタートしたり、ヨコブキのノボリの部分を曲げてつかんでの処理をするために必要となるカラクサを釘でとめていきます。
すべての段取りがととのったらいよいよヨコブキ本体の取り付けです。切りづま片面の水下からはじめ一枚目は正面のカラクサに引っかけてタルキの位置に釘どめしてスタートします。ヨコのノボリの部分は15ミリほどに板金バサミできりカラクサに板金のツカミで曲げてつかんでいきます。
二枚目いこうは先に取り付けたヨコブキの水上のハゼの部分に、新たに取り付けるヨコブキの水下のハゼを引っかけて釘どめし、両端のはみでる部分を15ミリぐらいにカットして下向きに折り曲げてたたんでつかむという作業を繰り返してムネの近くまでのぼっていきます。
片面がすんだらもう片方も同じようにせこうしていきます。
まともな寸法のヨコブキ本体がおさまらない部分まで両側の取り付けができたら、ここまででこの日のヨコブキ本体の取り付けは完了しました。残りのアスファルトルーフィングが見えたムネの部分は両側の部分を一体化して作ってくるために寸法どりをしました。この状態のままでは仕上げのムネを施工するまでに雨漏りする可能性があるので、工場からかまえてきている仮ぶせのムネを取り付けてこの日の作業は終了しました。