大月町で新築木造2階建て住宅の屋根にエバールーフという板金屋根材を施工させていただきました。
施工方法は一般的なヨコブキ屋根とほとんどが同じですが、横方向に伸びる15ミリていどの引っ掛けてかましていく部分の鼻先の部分が12ミリていどの角に加工されていて、その分施工された外観に厚みがありヨコブキよりボリュームがあるように見えます。
施工時間もヨコブキに比べると時間がかかります。前回の作業で途中で時間が無くなり作業を中断していて、また今回日を改めてやっ来ましたが、朝から雨になってしまい雨がやむのをまってから作業を再開しました。
ヨコブキに比べて作業時間がかかる要因の一つにカベ面の立ち上がりの部分の施工も関係しています。この場所の処理ををしっかり丁寧にやっていないと雨漏りの原因になります。
エバールーフの壁ぎわの立ち上がりの処理の部分には水切りの下地になる木材を取り付けて、その上から工場でかこうしてきた水切りを施工しています。
屋根の壁ぎわの立ち上がりを水下から水上へ順番に水切りを施工しています。
前回の作業で下地の木材を取り付けしたあとにとりあえず仮に雨の進入を防ぐために、防水のための黒いフェルトを取り付けていました。
この住宅を建築工事している大工さんも話していましたが、この家を建て始めた頃からとても天気の不安定な日が多くてなかなか外側のカベ面の仕事が進みにくいとの事でした。自分たちも天候をみながら安全に丁寧に作業を進行していきたいと思います。