四万十市でいつも大変お世話になっている事業所さまの建築鈑金工事をさせて頂きました。
タテヒラぶきの屋根の工事は去年の年末に施工させていただき、新年になってからカベぎわの水切りを施工していました。
今回は破風板の鈑金工事を依頼していただき寸法を測りにやってきましたが、ご覧のとうりの雪景色でなんとか見えている下地の寸法だけ測って工場に帰り、それをもとにガルバリウム鋼板材で製品を加工しました。
数日後に加工した製品を運んで施工しにきました。この日は晴天で昼休み前ぐらいに現場に着きましたが、屋根の陽当りの悪い箇所にはまだ少し固まった雪が残っていていつまでも軒先にしずくが落ちてきていたので、昼ご飯を食べたあとに午後からの作業に間に合うように雪を撤去しました。
破風板の部分から下にはみ出したケタが全部で16か所ありましたが、それの先端が濡れて腐らないように鈑金で包む施工も依頼していただきました。
一つ一つのケタの寸法がだいたいは同じなのですが少しずつ違っていて、寸法どりが雪の日だったせいもあり一つずつの採寸と一つずつ作り変えるのが面倒で手間がかかるので全部一緒の少し長めに加工してきた製品を、取り付け前に現場で採寸して加工して施工しました。結果この方法が一番早くて正確に仕上がったように思いました。
この日の板金工場は順調に終わり今後の予定は、元請業者さんがカベ面にサイジングを施工しメチなどのコーキング処理が終わったら、軒先に雨樋を施工する作業を依頼して頂いております。