長いところで15メートルぐらいあるヨコブキを、材料のおろし屋さんたちと現場で成型機械を持ち込み現場成型しました。
すべての現場成型が完了したら荷揚げ作業中に変形したり荷くずれしないように何か所もガッチリしばります。成型してから屋根に荷揚げするまでは手馴れているおろし屋さんが主体になってアドバイスを聞きながら行います。
いつもお世話になっているレッカーさんにお願いして、荷揚げ作業も安全に終了しました。
これからの季節は風が強まる恐れがあるので材料の重しに元うけの大工さんからドノウ袋もお借りしていました。
半切りづまの屋根のよせムネの短い三角形の部分と5メートルぐらいの部分のヨコブキは手作業で荷揚げをして、この日より前に事前に施工していました。
両側の長いヨコブキの本体がムネの部分までふきあがったら工場で加工してきていたかりムネの材料を現場でちょうどぐらいの寸法に折り曲げして取り付けています。
かりムネの上に元うけの大工さんがかまえてくれたムネの下地の木材を取り付けたあとに、工場から加工してきた本ムネを取付けしています。
すべてのムネやカベぎわの水切りなどの取り付けが終了して半切りづまのヨコブキ屋根の工事が完了しました。このあとは足場があるあいだに古い部分の雨ドイの取替えも依頼されています。