もともとはスレート瓦の屋根を梅雨入り前に元請けの建設会社の方たちが、瓦をはがして撤去して下地処理をしてルーフィングをしいて、その上からブルーシートをかぶせてくれていました。
屋根の形状が複雑で谷の部分が六ケ所とよせムネが一か所とムネが三か所、ヨコの長さもながいところで18メートルあり現場に機械と材料をを運んでその場で屋根材を加工する現場成型8(ゲンセイ)をしなくてはならないので、とりあえず屋根本体をすべて施工して雨じまいするだけでも3日間はかかる、へたしたらそれ以上にかかるかもという予想でした。
梅雨入りしましたが天気予報とにらめっこして施工するきかいをうかがっていました。
天気予報でちょうど3日間ぐらい降らないかもという予報がでていたのでこの期間に何とかできればというかんじでスタートしました。1日目はゲンセイ以外の短いところの屋根材をおろし屋さんが運んでくれたので、その部分からのカラクサの取り付けや釘をとめるタルキの場所をすみ付けしたりタニを取り付けたりして準備して時間いっぱい短いヨコブキの施工をしました。
2日目の午後から長いヨコブキのゲンセイだったので、午前中に長い部分の準備と短いヨコブキの施工をしました。午後から2時間半ぐらいでゲンセイして荷揚げして長いヨコブキを時間いっぱい施工しました。
3日目に長いヨコブキの残りの分からすましてその後に短いヨコブキの残りの分を施工しました。
だいたい天気予報どうり3日間は雨が降らずにいてくれたので何とかすべてのヨコブキを施工することができて雨が降っても大丈夫なぐらいにできました。この次の日は朝から雨が降っていてあらためてなんとか間に合って良かったなとホッとしました。まだ完全に仕上げるにはだいぶかかりますがとりあえず雨じまいまでできてひと段落です。