既存の建物の壁面にくっつけて公衆トイレを増築する工事が始まりました。トイレから建物の中への出入り口はなく壁についているだけです。
屋根はタテヒラぶきで施工しました。縦方向の長さが長い所で2.5メートルぐらいで両側に飛び出た出入り口の屋根になる部分が1.8メートルぐらいで、正面からみると逆Tの字のような形の屋根です。
現在では既存の建物の壁面にくっつけて新たに増築する場合には,その壁面と新たにつける屋根や壁を完全に固定して結合してはいけない事になっています.このような部分は元請け業者さんにエキスパンションにしてくれと依頼されます。異なる建物同士が大きな地震などで揺れた時のそれぞれの異なる揺れた時の力を吸収や軽減するための構造です。
今回も壁際の板金水切りの部分で、雨などのしんにゅは防ぐが建物同士が揺れで近づいたり離れたりする力をさまたげないエキスパンションの構造に加工してきた鋼鈑製の水切りを施工しました。
破風板の部分も板金工事を依頼されてガルバリウム鋼鈑で包みました。あとは次回の工事で雨ドイを施工したらすべて完了です。